リハビリテーション部 【言語療法科】
言語療法とは
話す・聞く・読む・書くといったコミュニケーションに障害を持った方に専門的サービスを提供し、自分らしい生活を営むことができるように支援します。また食べる・飲み込むなど食事に関する障害を持った方にも評価を行い専門的に対応します。
特色
コミュニケーションへの支援
- コミュニケーションをとりにくくしている言語症状について対応や訓練方法を検討するために、日々の様子を観察したり、検査を行います。
- コミュニケーション方法をアドバイスします。
- 言語の練習を行ったり、自主練習の方法を提案します。
- 定期的な検査を行い、練習の効果を確認します。
- 訪問リハビリ・通所リハビリも合わせて行っています。
- 失語症会話パートナー養成講座を行っています。講習を受けたパートナーが通所リハビリに参加しています。
食べることへの支援
- 食べにくさ、飲み込みにくさについて、食事の観察、検査を行います。
- 食べやすく、安全に飲み込める食品や食事の留意点をアドバイスします。
- 食事をとるための基礎的な練習を行います。
- 定期的な検査を行い、効果を確認します。
飲み込みの検査
- 嚥下造影検査(Videofluorgraptic examination:VF検査)では、X線検査で写るようにバリウムを含んだ食べ物を食べてもらい、口から食道へ通過する様子を評価します。
- 嚥下内視鏡検査(Videoendoscopic examination:VE検査)では、鼻から細い内視鏡(ファイバースコープ)を入れて喉を観察します。実際に食べ物を食べてもらい、食道へ通過する様子を評価します。
VF・VE外来は、毎週月・金曜日(VEは金曜日のみ)の14時~(約1時間程度)です。事前に、予約が必要です。