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私のナラティブ 

「私のナラティブ」シリーズ 第2弾です!!

 

看護師1年目で私が初めて受け持たせていただいたのがAさんでした。転入時はほぼ寝たきりでしたが、Uさんは自宅で一人暮らしを続けたい、歩けるようになりたいと希望がありました。PT・OT・STの介入をしました。

リハビリも進んでいくと、初めはあまり話をしなかったAさんもスタッフ・他患者さんと笑顔で話すことが多くなりました。そこで患者さんの頑張り、周りのスタッフの支えによってこんなに障害は改善するのだと感動しました。

入院生活も長くなり、移動も支えながらですが杖歩行が出来るようになっていました。しかしAさんは沈んだ表情をすることが多くなり、杖歩行の練習を嫌がることが多くなりました。「歩けるようにならんのが情けない」と私に言われることがありました。私はAさんのためにどうしたらいいのか分らなくなりました。その中で日々のカンファレンスや業務の中でも先輩看護師さん達や他スタッフ方から退院後Aさんが一人でも困らないためにどうしたらいいのか話し合い、本人・家族と話し合い、担当者会議や自宅訪問を行いました。その結果、住宅改修や装具の購入・介護サービス利用・内服自己管理の練習などを行いました。Aさんの不安は残っていたと思いますが、笑顔が徐々に戻り、歩行練習もAさんのペースに合わせ前向きに行うようになりました。その後Aさんは目標であった一人暮らしでの自宅退院をされました。

 

Aさんやもちろん他患者さんも通して、看護は一人でするものではなく人と人との繋がりが大切であることが改めて分かりました。チームの看護師同士・多職種・本人・家族とそれぞれひとつで話し合い、同じ目標を目指すことで、患者さんの希望に近づけるようになるのだということを実感しました。

今現在も病棟業務や患者さん・家族との関わりの中で難しいなと思うことが沢山あります。そんな時、先輩看護師さん達からアドバイスをいただき、その知識や考え方はやっぱり凄いといつも勉強になります。先輩看護師さんはもちろん、リハスタッフの方や病棟・患者さんと関わる全てのスタッフの方にも支えていただいています。人と人との繋がりの大切に出来る看護師になれるようこれからも日々学んでいきたいです。 

2013.07.12 10:48 | Trackback(0)


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