当院について
2013年10月26日 改定
院所方針:地域で職場で協同の「和」を広げよう!対話する1年にしよう!
①医療・介護の質向上 |
1.急性期から在宅、介護、予防、健康増進まで地域全体を視野に入れた総合的医療の展開 2.安全、倫理を軸とした総合的な医療の質の向上をはかる 3.患者、組合員、職員の思いを実現 4.災害に強い病院になる 5.広報活動を強める |
②健康づくり・まちづくり・組合員活動・社保・平和・環境活動 |
1.憲法9条を実質的に守る、活かす 2.LGBTQの対応をすすめる 3.組織建設 4.リニューアルを実現する組織活動 5.地域ケアの一環としての健診 6.安心のネットワークづくり |
③経営改善活動 |
1.リニューアルの基盤となる必要利益の確保 2.全職員参加の経営 3.働き方改革の推進 4.診療報酬改定への対応 |
④組織の発展と人材育成 |
1.民医連綱領、医療福祉生協連の「いのちの章典」を実践する人づくり 2.人権を尊重し、社会経済的背景に目を配ることのできる職員の育成 3.働きつづけたい環境づくり 心理的安全性の担保 4.社会的処方の担い手づくり |
医療生活協同組合は、組合員が出資し、利用し、運営する、民主的な運動体であり、個人や企業のためのものではありません。
だから、医療生協の病院や診療所などの施設や有形・無形の財産は、組合員そのものであり、組合員に役立つためにあります。医療生協やその医療機関が、色々な場面で「組合員の積極的な参加」を呼びかけているのも、組合員こそ主人公だからなのです。
医療生協の「いのちの章典」も、このような理念と永い実践の積み重ねの中から生まれました。
日本生活共同組合連合会医療部会は「医療生協の患者の権利章典」「医療生協の介護」を策定し、事業と運動の質を高めて来ました。これらの活動を引き継ぎ、2010年日本医療福祉生活共同組合連合会(医療福祉生協連)が発足しました。
医療福祉生協は、いのちとくらしを守り健康をはぐくむ事業と運動を大きく広げるため、これらの成果を踏まえ、医療福祉生協連ん設立趣意書の内容を基本にして「医療福祉生協のいのちの章典」(いのちの章典)を策定します。
「いのちの章典」は、憲法をもとに人権が尊重される社会と社会保障の充実をめざす、私たちの権利と責任を明らかにしたものです。
医療福祉生協は、地域のひとびとが、それぞれの健康と生活にかかわる問題を持ちよる消費生活共同組合法にもとづく自治的組織です。医療機関・介護事業所などを所有・運営し、ともに組合員として生協を担う住民と職員の協同によって、問題を解決するための事業と運動を行います。
私たちは、近代市民社会の大原則であり、日本国憲法の基本理念である主権在民の立場にたちます。私たちは、憲法13条の幸福追求権や9条の平和主義、25条の生存権を実現するため、主権在民の健康分野の具体化である健康の自己主権を確立します。
私たちが大切にする健康観は「昨日よりも今日が、さらに明日がより一層意欲的に生きられる。そうしたことを可能にするため、自分を変え、社会に働きかける。みんなが協力しあって楽しく明るく積極的に生きる」というものです。
私たちは、この価値と健康観にもとづき、医療・介護・健康づくりの事業と運動をすすめ、地球まるごと健康づくりをめざします。
ともに組合員として生協を担う私たち地域住民と職員には、いのちとくらしを守り健康をはぐくむために、以下の権利と責任があります。
私たちは、知る権利、学習権をもとに自己決定を行います。
私たちは、個人情報が保護されると同時に、本人の同意のもとに適切に利用することができるようにします。
私たちは、安全・安心を最優先にし、そのための配慮やしくみづくりを行います。
私たちは、必要な時に十分な医療・介護のサービスを受けられるように社会保障制度を改善し、健康にくらすことのできるまちづくりを行います。
私たちは、主体的にいのちとくらしを守り健康をはぐくむ活動に参加し、協同を強めてこれらの権利を発展させます。
2013年6月7日
病気を治すために、あなたとあなたの家族や医師、看護師たちが、力をあわせていくことが大切です。
この「こどもの権利と責務」は、あなたが病気を治していくにあたり、あなたのもつ権利をわかりやすく示したものです。